女装、ご興味ありますか?
ブログサブタイトルにもある通り、女装をしていたことがあります。常時というわけではないのですが今日はそんな話を。
学生の頃、姉と姉が付き合っていたカレシとバンドを組んでいました。姉カレは弦楽器全般やピアノの演奏、ドラム演奏に作曲もできるスゴいヤツで多感な頃の自分にとってはカッコいい要素を詰め込みまくったような憧れの人。姉と遊びたいなんて思うことは一度もありませんでしたが憧れの姉カレと一緒のバンドに入りたくて欠員になりやすいベースとドラムを猛練習してなんとかメンバーに入れてもらっていました。姉カレから吐くまでれ練習しろと言われれば睡眠時間を削って練習をする程度には信仰。正に神的な存在。今思うと所詮高校レベルだったんだとは思いますが、当時は本当に格好よく見えていました。
ある日いつものように姉と姉カレがイチャつこうとしているところに金魚のフンをしていると姉カレから
「お前ら姉弟って髪型似てるし顔もそっくりよな。同じ格好してたら見分けつかないんじゃね?」
と言われる。みなさんも経験ありませんか?「◯◯さんお母さんにソックリねぇ!」と言われたこと。言われた側からするとそんな訳ねぇよとただただムカつくだけ。姉カレから言われた姉も自分も何言ってんだコイツってテンションで薄い反応をしていると姉カレが温まってきて「ちょっと試してみろよ」と半ギレ。姉カレが自分の着ていた高校のブレザーを寄越してきて着るように言ってくる。一度着れば神様の気も済むだろうとブレザーを着て姉の横に並ぶと神様ご満悦で「ソックリなんだけどwww」と大騒ぎ。当時まだカメラ付きケータイが流行りはじめたばかりの頃、無駄にバッシャバッシャと納得がいっていない表情の姉弟をケータイに納めて帰っていきました。
ちなみにウチの姉は美人ではありません。オタフクソースのパッケージに印字されたオタフクさんマーク知ってますか?アレうちの姉。
満足した神様は翌日、嫌がる姉の制止を跳ね除け学校でその写真を披露し、ちょっとした騒ぎになったようでした。男子学生のクセに姉大好きで髪型まで真似をした顔そっくりな弟がいると。真似をしているわけがないだろうよ‼︎同じような髪の長さなのは認めよう。当時はヴィジュアル系全盛だったんだ。断じてマネしてた訳じゃない。そんな釈明のタイミングも無く広まってしまったため姉達と組んでいたバンドのライブには姉と姉カレの同級生がたくさん集まりライブ後に同級生に囲まれ質問攻めをされることに。
その中に特殊な趣味をお持ちの方がいました。彼女は女装に興味があったようでそのライブ以降練習の場に度々現れライブで女装をさせれば盛り上がると姉達を洗脳していく。はじめは何言ってんだと流していた姉も次第にその気になってきて次のライブでその特殊さんの制服を借りて姉と自分が同じ格好をすることに。自分も特殊さんの話を聞いているうちに皆んなが驚くんじゃないかと制服を着ることに抵抗がなくなっ、、、いや正直に言うと特殊さんの匂いがする制服着れるとかちょっとエロない?って思ってました。表面上ではイヤダイヤダと言いながらも心の底では謎の感情に魅了され。そうしてライブで女装をすることに。じじじじじょ女子の服を借りてるとか脳みそとろけちゃう。
初めて履くスカートはもうどうしようもなく落ち着かなくて客席を見ることが出来ないくらい恥ずかしい。でも姉弟バンドの弟が突然女装した事でいつもより見ている人たちも盛り上がっていて正直まんざらじゃない。なにより特殊さんのふk
そして新しい性癖の扉が開きました。
その日以降ライブの時やスタジオでリハをする時は特殊さんが用意した服を着て演奏することになり、自分も次どんな格好ができるのかワクワクするようになっていきましたが、姉が姉カレと別れたことでバンドも無くなりライブで女装をする習慣だけが残り他のバンドで演奏していくようになっていきます。
ある程度精力的に活動をしているバンドであれば身バレの危険もあって詳細を書けないところなのですが、自分には自主性というものが全くなく、神である姉カレを失ってからは付いて行きたい、真似したいと思える絶対神を見つけられず中途半端なコピーバンドのサポート活動だけになっていきました。女装プレイヤーも結構多かったのでバレることはないはず。でもこのブログがある日消えていたら察してください。
そんな青春を送っていたのですが女装を辞めることになります。飽きることはなかったのですがそんな男に興味を持ってくれる人はやっぱり特殊な人が多く、一緒にいると共依存状態になってお互いダメになっていつか死を選んでしまうのではという恐怖感に襲われる。もしかして男が好きなのではと悩んだこともありましたがどうやらそうでもない。でもこのままでは幸せな未来なんて無いと決心して大学卒業を機に女装をやめることにしました。家族や一部の友人だけ女装していた事を知っているだけ。所謂黒歴史ってやつです。
結果それなりに幸せだと思えるようになったのに女装を代わりにしてくれるアバターとして現実の女の子っぽい体型のラブドールをお迎えするこの体たらく。歪んだ性癖って本当に怖いですね。
ま、全部嘘なんですけど。
なしわるラジオとP棒の話🤤
皆さんこんにちわラブですっ!(パク
いやー冒頭無駄話をやりたいと思ってるとちっともブログ更新ができなくて困ってます。完全にネタ切れ状態。書き始めるまでとドールを吊るし状態から服を着せるまでが1番エネルギーを持っていかれます。ダラダラしているとドール遊びができる週末のほんのひと時をすら無駄に過ごしてしまって嫌になります🤤
さて、Twitterを利用されているドーラーの方はご存知だとは思いますが「なしわるラジオ」知っていますか?魅力的なドールの宣材写真を沢山撮られている
なしわるさんが平日限定で22時からやっているTwitterスペースを利用したラジオ番組。毎回色々なトピックに対して同じく著名なドーラーさんたちが討論をする1時間。今ではすっかり平日寝る前聴くのが習慣になってしまいました。Twitterアカウントがなくても聞くことが出来るラジオでアーカイブも聴くことができます。
自立方法をお題に話をされていた回なのですが発端は以前お名前をこのブログで上げさせていただいた
project-Pさん(以降Pパパさん)。Twitter上で色々なブームを作り出すまさにインフルエンサー。自分が自立風写真でプリングルスを使ってますよと呟いていたらこんな投稿をしていただけました。
なにこれめっちゃオモシロ‼︎真似したい‼︎…使い方全然ちがうんですけども‼︎でも片足立ちすげぇ‼︎
この投稿をきっかけに著名ドーラーさん達がプリングルスを使い様々な間違った(?)プリングルスの使い方を発明、発表をしたことでラジオのテーマに選ばれたようです。Pパパさんに自分のミス写真を面白くアレンジしていただいて盛り上がって選ばれたテーマだったのでめっちゃくちゃ嬉しい🤤
Pパパさんが自分のツイートを見てくれていたッ!その結果プリングルス買ってるぅぅぅぅううう‼︎死
自立題材の回にPパパさんが不参加だったのが少し寂しいですが、
なしわるさんと
バラッツさん、
めなぞ〜るさんから面白おかしく解説して頂けて最高でした🤤ラジオ内で名前を上げてもらえると頭ぶっ飛びます🤪
そんな解説の中で「この人は力持ちだから36kgのドールを扱えているのでは」と。いやいやいやいやいや‼︎運動系の部活一度も入っていないようなこってり文系の自分でも扱えるって事を伝えないとWAXDOLLをお迎えしたいけど36kgかぁ…と躊躇されている方が不安になって買ってもらえなくなってしまう‼︎お迎え前の自分ならきっと購入を諦めていたような話なので訂正しなくてわ‼︎
と思ってブログ記事を書く重い腰を上げました🤤
ポーズ作りの話🤤
とはいえ36kgは確かに重いです。通常どのようにポーズを作るのが正解かは分かりませんが文系ど真ん中の自分が36kgのドールに衣装を着させてポーズを作っている方法であれば筋力はなくてもポーズが作れるんだぞ‼︎と言う事はお伝えしたい‼︎
うちは常時ドールを吊るした状態で保管しています。つまりは写真を撮る時にだけ衣装を着させて撮影、終わったら吊るして裸にして家に帰る。1週間のうち服を着せてる時間はおおよそ5時間程度。大部分の時間をハンガーラックに吊るされている状態です。
この状態がデフォルト。お迎え時に包まれていたうっすい布を巻いてパニエをカカトとラックの緩衝材代わりに着けています。ここから布とパニエを外して服を着させていきます。
いきなり服を着させた状態。流石に素っ裸画像はFC2さんに怒られるかもしれないので🤤きさせる衣装はマリーローズさんコスプレ服。AmazonでSサイズを購入したもののそれでもちょっとデカいのでこんな感じのブカブカ加減。首元も一周巻きつけて縦方向の長さ調節をしていきます。
後ろ姿。背中側の写真に写らない部分にさっきの布とマフラーを突っ込んでピタッとさせています。乳首がぽっちんしてるのは個人的に好きではないのでAmazonで980円だったヌーブラも装着しています。
布を突っ込んだ後の前。一枚めよりピチッとした感じに。
一式装備完了。ここまででおおよそ45分くらい。吊るしてあるので力もまったく要りません。靴で足指が傷まないようシリコンソックスを履かせています。
ここから撮影用にカーテンを開けました。見栄えするようにカーペットの上に置いて壁にもたれかけさせます。直立状態であればお尻付近に手を回してラックから撮影場所までの移動も苦ではありません。この状態まで持っていったら休憩しつつどんなポーズをさせるか眺めつつ考える。ポーズが決まったら実際に自分でポーズ取ってみてどこに重心がかかっているか、どこの関節がどう曲がっているかを頭の中で整理します。この瞬間の姿を誰かに見られたらオワリ🤪
今回はこのポーズを作ることにします(ポーズ完成写真から)
腰をこうグググってしてるポーズがカッコよくて好きです🤤このポーズを作るために上半身から調整をしていきます。
まず両手を広げて腰を右に回転させます。
太ももの付け根からおじぎをするように前に前屈させ、壁にお尻がつくようなポーズの状態で両二の腕付近を掴んで腰を回転、目的の位置まで回せたら体を起こします。次に腰を右に傾ける。
腰の回転と同じように両二の腕を掴んで角度付け。次に重心の調整。左足に体重を大きくかけるために左足を腰下あたりへ移動。
右足が腰の位置から見ると左足より長くなるため位置調整。次に左腕。
左手を腰にあてがい、次に右手。
手の調整が終えたところで首の角度を調整し、吊り補完用のアイボルトをヘッドジョイントに交換してヘッド設置。
ここから髪の毛を整えたり指先調整したりしてプリングルスを壁と背中に仕込んで、服がぶかぶかして気になる部分にクリップを着けて完成。
全身写すと右肩を前に動かしていたので頭が大きく見えてブ格好だったので接写。結果ピンボケ。カメラの使い方教えて
Studio-FOXさん。もう嫌になります🤤
このやり方であれば力もほぼ不要でポーズが作れます。ポーズを変える時は下半身から調整することで持ち上げるような力はほぼ入りません。
自然なポーズを取らせるには先輩方の画像を見る限り重心の取り方が大事なように感じたため一度自分でポーズを再現してからドールを調整しています。あとポーズをあまりキメきらない事?先日ブログリンクをしていただいた
天の舞 零番さんの写真を見ているとどこかしら脱力しているような、ポーズを取る途中の動作が入っているように感じてとても自然でびっくりします。出来上がった画像のキレーさも背景のバリエーションも、もう異次元で真似たくても真似られませんが、少しでもエッセンスをパk取り込みたくて食い入るように毎投稿見ています🤤
力がいる作業をあえて上げるとすると膝を曲げたポーズからの復帰。
この膝をまげるには膝カックンの要領で後ろから自分の膝をあてがい、グっと押しつけると曲がってくれます。問題はここからの片付け。まずドールを壁に押し当て倒れないようにしながら左足にしがみつく。カカトを自分の両足で、太もも付け根を右手で押さえた状態で左手で膝を押し込みます。これが本当に大変。逆膝カックンもできるっちゃできるんですがドールの膝が傷みそうで怖い🤤
こんな感じでポーズを作れば36kgでも問題なく遊べます‼︎ただし、寝かせると起こすのがすんんんんんんごく大変なので力に自信がない人はハンガーラックを買う方がいいと思います🤤
ずっと探していた追いかけたい、真似たい神様たちがTwitterにたくさんいらっしゃって日々著名ドーラーさんたちの画像を眺めていると色々な発見ができてポーズ作りの参考になりとても楽しいです。
毎回毎回どうしてこんなに長くなるのか謎ですが久々にブログ更新ができて満足です🤤ここまで読んでいただきありがとうございましたッ!
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